保険営業はノルマがあり大変そうというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
もちろん、保険営業をしていく中で、辛いことやモチベーションが上がらないことはあります。
しかし、そんな保険営業だからこそ、やりがいを感じる瞬間や楽しいと思う瞬間があるのです。
本記事では、保険営業が楽しいと感じる瞬間5選や、保険営業を楽しいと思うためのポイントをご紹介します。
保険営業に少しでも興味がある方は、ぜひご覧ください。
目次
保険営業で楽しいと感じる瞬間5選
それではさっそく、保険営業で楽しいと感じる瞬間5選をご紹介します。
- お客様との信頼関係を築けたとき
- 収入がアップしたとき
- お客様に感謝されたとき
- 営業スキルが身についたと実感したとき
- 人脈が広がったとき
上記について詳しく見ていきましょう。
①お客様との信頼関係を築けたとき
保険商品を販売するには、お客様との信頼関係を築く必要があります。
なぜなら、保険は人生において重要、かつ高額な買い物と言われているにも関わらず、無形商材のため、簡単に加入することを決められないからです。
また、ライフプランに合わせた最適な保険に加入していただく必要があるため、深いヒアリングが必要になります。
そのため、新規のお客様から契約をいただけるということは、「保険に加入してもらえるまでの信頼関係を一から築き上げた」ということになります。
はじめは保険の加入や見直しに乗り気ではなかったお客様が、日々営業を続けていくうちに「〇〇さんから保険に入りたい」という言葉を口にしてくださることがあります。
そんなときに、やりがいを感じる人が多いのではないでしょうか。
②収入がアップしたとき
保険営業は、契約数に応じてインセンティブが支給されます。
インセンティブの金額は保険会社によって様々ですが、いずれも、いただいた契約が多いほど収入がアップします。
インセンティブの支給例としては、顧客が支払う保険料の数パーセントをインセンティブとして支給されるパターンや、契約を一定数いただくと、定額で〇万円支給というパターンがあります。
また、保険会社によってはインセンティブに上限がないため、その場合は契約をいただいた分だけ収入が増えます。
日々の頑張りが収入に直結するのは嬉しいポイントです。
③お客様に感謝されたとき
保険営業をしていると、お客様から感謝の声をいただくことがあります。
お客様が保険金を請求されたときだけでなく、保険に加入したことや見直しができたこと自体に感謝していただけることも少なくありません。
保険を提案してお断りされることもありますが、お客様から温かい言葉をかけてもらうことでモチベーションが上がります。
「自分がこれまでやってきたことは、ちゃんとお客様のためになっていたのか」と改めて実感できるでしょう。
④営業スキルが身に付いたと実感したとき
保険営業を続けていると、自ずと営業スキルが身に付きます。
営業と一口に言っても様々な種類が存在し、新規営業やルート営業、BtoB営業、BtoC営業など、業種によって営業方法は大きく変わります。
中でも保険営業はBtoC営業になることが多く、新規開拓の場合、一から信頼関係を構築しなければいけません。
また、数ある商品の中でも、保険は販売しづらい商品と言われています。
なぜなら、「保険に加入したい」と日頃から考えている人は少なく、保険のニーズに気付いていない人が多いからです。
保険営業では、その「潜在ニーズ」を引き出すことから始めなければいけません。
そのため、保険の契約をいただくまでには時間がかかるのです。
以上の理由から、継続的に保険の契約をいただけるようになると、「一から信頼関係を構築する力」や「潜在ニーズを引き出す力」など、かなりの営業力が培われます。
万が一転職を考えることになっても、営業スキルがあれば他の仕事でも活躍できるでしょう。
⑤人脈が広がったとき
保険で新規営業をする場合、企業に飛び込んだり、お客様から紹介してもらったりと、人脈が広がる場面が多くあります。
保険営業という仕事を通して出会う方は、経営者や大手企業の役職者など、プライベートでは簡単に出会えないような方もいます。
また、保険のお客様になるような人だけでなく、興味のある分野の企業に勤めている人など、今後のキャリアアップに繋がるような人との出会いもあるでしょう。
保険営業で出会った方が勤めている企業に入社したり、ヘッドハンティングされたりということもあります。
このように保険営業では、日々多くの人と出会える機会があります。
人との出会いを大切にすることで成績が上がったり、今後のキャリアに影響する人物に出会えたりと、人生において大切な人との繋がりが増えるはずです。
保険営業を楽しいと思うためのポイント
ここまで保険営業の良い面だけを紹介してきましたが、楽しいと感じることばかりではありません。
もちろん、保険営業には辛いと感じる一面もあります。
そこで、ここからは保険営業を楽しいと思うためのポイントを紹介します。
保険営業の良い面・悪い面をどちらも知り、イメージを掴んでください。
提案を断られても気にしない
保険は提案すればするほど、お断りされる回数も増えるものです。
中には、保険の提案をした瞬間、あからさまに嫌な態度を取るお客様もいます。
そんなときはどうしても落ち込んでしまいますが、引きずらないことが重要です。
落ち込みすぎないようにするには、「保険を断られただけで、自分を否定されたわけではない」というマインドを持つことです。
常に上記のマインドを持つことで、お客様から冷たい態度を取られても、気にならなくなるでしょう。
常に新規の見込み客を作る
保険営業で辛いと感じる瞬間の一つに、「目標の成績に達していないとき」があります。
成績が足りていないと上司から指摘されたり、職場で肩身が狭くなったりしてしまうと、仕事へのモチベーションが下がってしまうでしょう。
そのような状況にならないためには、常に新規の見込み客を作ることが重要です。
新規の見込み客は、目標とする契約顧客数の3倍作るべきと言われています。
例えば、今月は5人から契約をいただきたいと思った場合、見込み客は15人必要になるということです。
常に新規見込み客がいる状態を継続すると、「Aさんにお断りされたけど、Bさんにも提案できる」と思うことができ、精神的にも安定します。
コミュニケーションを楽しむ
保険営業の一番の特徴は、多くのお客様と出会うことができることです。
保険営業という仕事をしていなければ出会うことができない人が非常に多いので、一人ひとりとのコミュニケーションを楽しむと、営業がワクワクに変わります。
しかし、楽しくお話してくださる人ばかりではありません。
そんなときは、「簡単にコミュニケーションが取れない方にはどのように接したらいいのか」に重点を置くと、ゲームの戦略を立てているような感覚になります。
そして、そのようなお客様が心を開いてくださった瞬間、非常に嬉しい気持ちになります。
まとめ
保険営業で辛いと感じる瞬間があるかもしれませんが、考え方を変えるだけで前向きに仕事に取り組むことができます。
また、保険営業だからこそ感じられるやりがいや、楽しい瞬間があります。
さらに、営業スキルを培えたり、人脈を広げられたりと、今後の人生に良い影響を与えてくれるでしょう。
これから保険営業に挑戦してみたいという方は、ぜひ良い面・悪い面を把握して、ご自身に合っているかどうか判断してください。