個人営業とは?代表的な職種も交えて徹底解説

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目次

「人と話すのが好き、お客様の顔が見れる仕事をしたい」という方は、個人向けの営業職を検討されるのがおすすめです。

しかし、個人営業といっても様々な種類があります。

本記事では個人営業の仕事や種類について、具体的な職種を交えて説明します。

個人営業の魅力ややりがいも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

個人営業とは、個人(一般消費者)に対して営業を行う仕事

まず個人営業の基本的な仕事内容を詳しく解説します。

個人営業とは、対象となる顧客が個人(一般消費者)・個人店経営者である営業のこと

個人営業とは、個人を対象にして商品やサービスを営業することです。

商品の例としては保険やウォーターサーバー、不動産などが挙げられます。

また、法人の経営者が対象であっても、その経営者個人向けに商品を営業するのであれば個人営業に該当します。

例えば、契約の主体が法人格ではなく経営者本人が契約者となる証券商品や保険商品などは個人営業になります。

個人営業の特徴

個人営業には次のような特徴があります。

・顧客対象が個人(一般消費者)となるため市場規模が大きくなるケースが多い。

・扱う商品の単価は法人営業が取り扱う商品やサービスの単価と比べ低くなる傾向がある。

・扱う商品がコモディティ化する傾向がある。

・土日に対応が発生する個人営業もある。

個人営業は、個人(一般消費者)が対象になるため、市場規模が非常に大きくなるケースが多いです。
例えば、保険。生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると男性77.6%、女性の81.5%が生命保険に加入しているという結果が出ており、世界的にみても日本の保険市場規模は大きいです。

商材は、衣服や食品、不動産や賃貸など衣・食・住に関するもの、教育系の商品、美容用品など、多岐にわたります。

個人向け商品の単価は、法人営業で取り扱う数十万~数千万の商材・サービスの単価と比較すると低くなることが多いです。

また、コモディティ化(一般化され、多くの商品提供者が存在する商品)されている商品が多いため競争が激しくなります。

顧客(一般消費者)の都合に合わせる必要がある個人営業は、平日ではなく土日でも対応するケースもあります。

代表的な個人営業職

個人営業の特徴を説明しました。ここからは代表的な職種をご紹介します。

保険会社、保険代理店の個人営業

保険会社の営業職の主な仕事内容は、自社の保険商品を顧客に提案し、保険契約をいただくことです。

保険会社では様々な保険商品を取り扱っており、顧客のライフプランに合わせた提案をしていきます。

新たな保険契約をいただくには、新規顧客開拓はもちろん、既に契約いただいている顧客への追加提案が必要になります。

注)保険会社には法人向けに保険商品の営業をする法人営業職もあります。

保険代理店は保険会社との契約のもと、顧客に保険商品を代行提案・媒介しています。

保険代理店の営業職は複数の保険会社の保険商品を取り扱い、顧客に提案します。

数ある保険商品の中から顧客に合う商品を見つけ、提案する力が求められます。

証券会社の個人営業

証券会社の個人営業は、株式や投資信託、債券などの金融商品を個人の顧客に販売する仕事です。

顧客対象は資産形成や投資に興味のある経営層や医師、士業など裕福層から、年金や退職金の運用を考えている一般個人投資家も含まれ、多岐にわたります。

新規顧客開拓をし続けるための体力的なタフさと、金融知識や経済知識をアップデートし続ける知力的なタフさが求められます。

銀行の個人営業

銀行の個人営業には、「店頭受付」と「外回り営業」の2つの種類があります。

2つの業務はどちらも、銀行の商材を個人のお客様に提案し、購入してもらうことを目的としています。

銀行の個人営業で取扱う商品は、預金商品・収益商品・信託商品の3つの種類があります。

どれもお金を取り扱う商品のため、特に顧客との信頼関係を構築することが重要な仕事です。

不動産・住宅業界の個人営業

不動産・住宅業界の個人営業では、不動産の販売や賃貸契約・住宅設備の提案をします。

営業手法は、展示会の開催やテレアポや飛び込み営業が主流でしたが、近年ではSNSやWEBを活用した集客も行われており、様々な手法を駆使して見込み客を作ることが求められます。

商材特性から比較的土日に対応することが多い業界です。

自動車業界の個人営業

自動車業界の営業は、主にメーカーとディーラーが行っていますが、個人営業をするケースが多いのはディーラーです。

自動車の販売だけでなく、顧客との接点づくりの観点から点検や整備サービスの提供にも力を入れています。

契約締結後は、自動車登録手続きや自動車保険の手続きなどの事務作業も発生します。

中には2,000万以上もする商品もある自動車の営業は、長期にわたって商談を重ねることでやっと契約に至るというケースが多いため、顧客と信頼関係を築くことが重要です。

個人営業の魅力ややりがい

個人営業の具体的な職種を確認し、イメージが湧くと、転職先の候補の1つとして検討しやすくなったのではないでしょうか。

個人営業は、実際に商品を購入してくれた顧客と一番近くで関わることができる仕事です。

そのため、商品を通した顧客の課題解決や希望をかなえることができたという実感を得やすいのが魅力。

直接顧客からの「ありがとう」「買って良かった」という言葉を聞くことができる営業です。

また、営業マンの人柄が重視されることが多く、顧客から「あなただから買います」と言ってもらえることも多いでしょう。
目に見えない保険商品や大きな買い物である不動産商品などは営業マンがどれだけ顧客に信頼されるかも、営業成果に寄与することがあります。

さらに、営業成果が報酬や昇進に直結しやすいケースが多く、やりがいにつながります。

このように、個人営業は顧客との関わりが顕著に成果に現れる点と、成果が目に見えやすい点が魅力ややりがいです。

まとめ

ここまで、具体的な個人営業の種類や特徴、やりがいなどをお伝えしました。

ひとえに個人営業と言っても業界や商材によって合う合わないはそれぞれ。

求人情報やWEBの情報からが分からないことも多いので、転職の際は転職エージェントを味方につけリアルな情報を収集することをおすすめします。

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